第15話〜第20話はこちらになります。

  





第24話 『ハジマリ』。

不覚にも、泣いてしまった。
(ちょっと恥ずかしい。)
ものすごく濃い内容で、だから逆に、何にも書けない。
気持ちをもっと落ち着かすことができれば、書けるのかな。
でも……「書けない」ことが今回の感想でもあります。


■結局アトリは最後にはイイヤツでしたね。
あの変身っぷりは、びっくりしたけど。
ラピュタに出てくるロボットを思い出しちゃった。
あんなにも姿形が変わっちゃっても、ミホには判るんだ……。
やはり愛の力?


■遊撃艇が……蚊に見えた……。
だって、音もぷぃ〜ん、だったし。


■ところどころ説教くさいセリフがあった。
それがこの作品のメッセージなわけなんだろうけど、くどく感じてしまったのは、わたしがひねくれモノだからかしら??


■カ、カラス……。
時空の地平で、やっとカラハルでした。
なんて優しい眼差しなんでしょう、なんてやわらかに微笑むんでしょう、カラス……。
最初の頃は、あんなにもギンギンだったのに。
カラハルもユウハルになって……それが突然、イ、イ、イサユウか??
押し倒されてるじゃん、ユウ……。


■ラスト。
雪のシーン。
あれは中学? 高校? ちょっと判らなかったけど、判らなかったけど……、でも、ああいうふうにハルカはいつもカラスにいろいろと報告したりしてるんだなあと思った。


■未来は変えられる。
「変える」のではなく、「選ぶ」ことができる。
だからこそ苦しくて、悩みも出て、重たくて、辛い。
でも選択できないと……つまんないかもね。
と、ちょっと真面目に書いてしまったわ。



この作品に出逢えてよかった!
ありがとう!


2006/3/29

おしながき





第23話 『オワリ』。

最終回に向かって突き進むのみ! というところでしょうか。
作画監督が結城さんだからでしょうか、見やすい画でした。
DVD欲しいなあ……。



■アトリの過去。本名は「アル」っていうのか。
というか、衝撃波が来たとき、ミホだけ守ってたね。ミホだけ。ぎゅって抱きしめて。
アトリの笑顔、かっこよいわー。素敵だわよ。
いちいちミホから「アトリ」って呼ばれるたびに、ぴくぴく反応するのがいいね。
うわー! もう、アトリってカラスから主役の座を(主役はハルカだけど)奪ってるんじゃないの〜?


■遊撃艇、かっこい〜! かわい〜!
四つん這いでげしょげしょ歩く姿とか、ヘンな顔しながら攻撃したり、指輪してたし。
カラスに顔を落とされて「ふんぎゃ〜」って顔するところもいいねえ。
すごく……庶民的、というのかなんというか。


■踊る篠原さん。
もう少し痩せたほうがいいと思うよ。見てて、何と言うか、重たい……脂が……。
でもさー、篠原さん、壊れすぎてない??
郡山さんを自称正当防衛で撃っただけでもズレてるのに、足で踏んでぐりぐりはねえ。
「おぅっと、ボクの靴が血で汚れちゃったじゃないの〜」
ってセリフ、あったら面白かったかも。
ってか、素足で靴履いてるよ。某さんに対抗してるのか??
篠原さんに迫力負けしてた郡山さん……、経費削減の公務員って言われてショックだったのかな。


■クイナだ。あの海老もどきの声って、クイナに似てる……気がする。
どうせならフクロウのほうがよかったけど、あのセリフだったらクイナか。
フクロウだったら、
「お前なら間違いを直せる」
って言ってくれるんだろうな。


■顔面直撃。あいたたた……。ユウ……、あんた、すごくいい味出してるよ。
グッジョブ!
最終回を目前にしていま頃気付いた。
攻殻のトグサくんみたいに、ユウ、あんた癒しキャラだったんだね。


■ま、待ったノエイン!!
ハルカの前で猥褻物陳列罪だよ!
一応、モヤというか雲というかモザイクというかかかってたけど、かかってたけど。
がーがーわめく前に、自分のその格好を恥ずかしいと思うほうが先なんじゃないのか?


■ノエインの言ってること判らないでもないけど、辛い経験をしたのって全時空の中でノエインだけじゃないじゃん。
確かに、辛くて苦しくて容易に乗り越えることはできない出来事だけど、カラスの経験だって苦しいよね。アトリの経験だって(アトリのほうが残酷だと思うし)そう。ノエインだけが辛いんじゃないもん、自分だけが悲劇のヒロイン(じゃなくてヒーローか?)みたいな顔されてもね。
でも、そういうちょっとアレレ? なところはユウやカラスに通じるかもしれないなー。


■17歳のみんな登場。
ユウ……、あんた12歳のときのほうがいい顔してるよ。
顔もそうだけど、質問。
自動車事故についてはド素人なので断言はできないんですが、シートベルトをしていても、車外に放り出されるものなんですか……? 後部座席でシートベルトしてないように見えるハルカたちは車内に取り残されてて、助手席の窓すら閉まってたのに(あれ? でも、窓ガラスの散乱はなかったな……)、シートベルとしてたユウだけが放り出されてる。
えー? じゃあ、「後部座席でもシートベルトお願いね!」と言ってたわたしって、トンチンカンなことお願いしてたの??
……いや〜、まあ、「アニメだし」と言われてしまえばそれまでなんですが。
とはいえ事故前後の演出、また勉強させてもらいました。
海面からウロボロスの環が出現するシーンもかっこよかった。


■時空の絶対的観測者がひとりひとりの人間、ということは、……ノエインが「自分の時空は不幸ばっかでヤになるぜ」って愚痴ってても、自分が生きてる限り不幸が続く、ってことなんだよね??
ってことは、ノエインが自分の時空に絶望してシャングリラに新しい時空を統合しても、また不幸が連鎖するわけだ。
だってシャングリラの始まり(=ノエイン)が悪い(=不幸)んだもん。
ううむ。
あ! そうなのか? ノエインはいろいろ御託を並べてるけど、詰まるところハルカと一緒になりたいってそれだけなのか! ……なのかな??




カラハルが恋しい……。
次回は最終回なんですよね、寂しいです……。


2006/3/22

おしながき





第22話 『ミライヘ』。

をを、そういう展開ですか。
そういう未来も、あり得たりしますよね。


■未来が描かれてました。たぶん5年後ですよね。
ミホの教室のシーン。ミホ本人はかなり深刻な状況なのに、ノエイン……あんた、ナニよ。偉そうに椅子にもたれかかってて。ナニ教室の風景に馴染んでんのよ。
縁起の悪いことばっかりハルカに吹き込むくせに、意外とおちゃめなヤツらしい。
別時空のカラスなわけだから、ちょっとズレてるのもありですけどね。



■イサミとアイがコンビニ前で出会うシーン。
この場面からしばらくの作画って、『アクエリオン』で何話だったかな、姿かたちがくずれちゃってる場面? 世界? を描いてたのがあったんだけど、そのときの作画にすごく似てる。
確認を取ってないけど、作画監督さんが同じひとなのかな?
うーん、正直、「ありえなーい」です。
ちょっと……ノエインの世界観には合ってない気がするんですが……。



■アイが足の病気で絶望していたとき。イサミ……かっこいい……。
あの言葉!
「もういいんだよ、あたし」
「いいわけねェだろッ!」
おおおお〜、イサミ〜ッ!!
「走りたいならおれがおぶって走ってやる! おれがおぶってサッカーしてやるよ!」
あうぅぅ〜!!
不覚にも涙ぐんでしまった。泣ける、泣ける、泣けますよー。
イサミの心は、やっぱり変わらず綺麗なままだったんだね。そうだよそうだよ。
惚れちゃうぜ!



■ミホの呆けていた姿。
苛められてたんだね。
ミホってムードメーカーっぽいところがあるから、張り詰めていた気持ちが途切れてしまって、崩れきっちゃったんだ……。
人生って残酷だ。ぎりぎりまで頑張って頑張って、頑張りぬいて、でも、限界を超えちゃったんだ。
みんなきっと、それまでミホを頼ってたんだね。だからミホは、頼れなかったのかも。
と、真面目に考えてしまった。
でもミホを助けたのがアトリっていうのがよかった。
「おまえはひとりじゃない」
この言葉、ものすごく力になるんですよね。本当に、支えられる。アトリは本当に欲しい言葉を知ってるんだね。ちゃんと判ってるんだね。
シャングリラに戻ってもずっと手を握り合うアトリとミホ。
うひょひょー。もう公認なんだわさ。



■ノエインが、
「君はこの僕を残して、死んだんだ」
って自信満々に言ってたけど、はたから見たら違いますよね。



ノエインの過去は、大好きなハルカを見殺して、勝手にいじけてひねくれた後ろ向きなヤツだったのね。
まったくもう、八つ当たりばっかりなヤツなんだからー!



■カラハルがほとんどなかった……。というか、全然からんでくれなかった……。ユウとのからみばっかしじゃん。
まあいいんだけどー。
だってきっとカラスって捨てキャラなんだよね、だから結局はハルカとはどうにもならないんだよね?
でも、でも……カラス……、なんか……報われないよ……。
ああ、カラハル二次小説が書きたいよう。




ラストに向かってまっしぐらですね。
カラハルがなきゃ『ノエイン』じゃないよう。


2006/3/17

おしながき





第21話 『マボロシ』。

「盛りだくさん!」
それしか言えません。


■置いていかれる27歳、その名はカラス。
ユウはもう、ハルカのナイトを自負してますね。相変わらずカラスに対してはライバル心むき出しですが。
しかも、ハルカの手を取るのに遅れを取ったカラスくんの寂しそうな顔。泳いでいる左手。
イイ大人なんだから、たそがれないでよ。いいじゃん、ユウに手を取られてハルカは一瞬「なによぅ〜、あたしはカラスのほうがいいのにぃ」って顔してくれたし、手も取ってくれたしさ。ね?
にしてもユウ・ハルカ・カラスの順で歩く光景って、なんだか歩く順番間違ってません?? 大人が先を歩くのが一般的なイメージなんですが、……そうねえ、「大人な」カラスが、ユウの意思を優先させてくれた、ということなんでしょうかね?


■アトリ最高! きゃっほう!
もう、ぐいぐいアトリの株が高騰中ですよ! どうしよう、もう、カラスが一番だと思ってたのに、アトリに追いつかれちゃうよ。
アトリってアトリって、ミホに弱いよねー。もうそれがまたよろしくって。
だって、ミホがわんわん泣いちゃってアトリにしがみついたときよ(後ろでイサミがお口あんぐりでしたが)。ミホの頭に手をやって、手をやって、きゃー! 「こいつらを守ってやりたい」って、微笑みなさったわよ!
うわわわー! アトリ最っ高! ああいうヒトって、絶対もてるよ〜。
アトミホを書こうかしら? 『ノエイン』ってば、書きたいカップリングが多すぎて困りますよ!


■あたし「も」!? ハルカ、あんた「ラクリマのわたしも、カラスのこと好きだったんだね」って言ったよね? ね!?
それってつまりは遠まわしでの愛の告白ではないのか?
「みんなのためじゃない、カラスのために……」
うわわー! やってくれたじゃん!


■ハルカには15年後ってのはないのね、ラクリマ時空においては。
水槽にすがりつくカラスの姿……、胸が痛い……。切なすぎます……。
カラスっていろいろと辛いことを経験してたんだね、やっぱり……。
10年後ってことは、ハルカは22歳か……。――― むふ。ハルカとユウは12歳の恋心をお互いに育てながら、お付き合いをしておったということね。あーんなことや、こ〜んなこともお互いに乗り越えて。きゃう。
22歳のハルカの髪、長くなってた。振り返ったときちらりと見えた肩、色っぽかった。
カラハル、書きたい……すごく書きたい……!
ハルカが22際のときのも、違う時空間での27歳のカラハルも。書きたいです。イラストでもいつか表現したいな。


■今回と次回(の予告から推察するに)で、未来のアイたちの様子が窺えます。
予告のときいつも「また、夢を見てる。あの夏の日の夢」ってハルカの声。もしかしてこうして『ノエイン』の話自体が、「あの夏の日の夢」のことなのかな。どうなのかな。
それにしても、高校生(らしき)イサミ、すっごいかっこよいではないですか。いやいや、それ以上に気になるのは幾らか年を取ったミホの呆けた表情。何々? 気になりますわな。
……リリって、ミホの子供だよね?
……――― アトミホか?


■ノエインに攻撃するカラス。
――― 鬼太郎??


■ハルカん家がシャングリラに転送しちゃったとき、イサミくん「掴まれ!」ってアイを抱き寄せたよね。……んー、抱き寄せたというか、アイが飛び込んでった。や、アイが襲いかかった……?
ああ、違う違う、それを書きたかったんじゃなくって。
これまでだったら「ありえね〜」ってイサミのほうからアイに抱きついてったのにね。いろんな「ありえね〜」経験が続いたから、イサミもオトナになったのね。



は、早く次回が観たい……!
もうそれだけです、それしか言えません。


2006/3/9

おしながき