新作がtopになります。
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| a piece of the story ...(白抜きにしてあります) |
■ 月光夜
| 妻戸の向こう、庭からかかる声があった。 |
■ 星降夜
| 頼久は懐かしげに、眼差しを天へと向けた。 |
■ 欲しいものは?
| まだ ――― 間に合う。 |
■ 川のほとりで
| 結局のところ折れるのは、いつも頼久のほうだった。 |
■ 守っていきたい
| 彼がそばにいると胸は高まり、けれど想いは深く安心してしまう。 |
■ イブの日に
| 頼久はせっかくの日をすっぽかしてしまうのだ。 |
■ 眼差しを遮るもの
| 無防備なあかねの表情に、天真の声はきつくなる。 |
■ ご内密に
| 友雅の声に、あかねは心臓を掴まれる思いがした。 |
■ はてなく素晴らし
| 頼久が悪いわけでもないのに、つい強い声音になった。 |
■ 春宵
| 頼久は目を上げようとして、逃げるように消えゆく夕日に顔をやった。 |
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